動画編集を始めたばかりの人にとって、マウス操作だけの作業はとても時間がかかります。

実は、いくつかのショートカットキーを覚えるだけで、編集時間は大幅に短縮できます。

本記事では、動画編集初心者が最初に覚えるべきショートカットを15個厳選して紹介します。

Premiere Proを基準にしながら、Filmoraでの使用可否や、Windows・Macの違いについても解説します。

副業として動画編集を始めたい方にも役立つ内容なので、ぜひ最後まで読んで実際の編集作業に取り入れてみてください。

ショートカットを覚えるメリット

動画編集のショートカットを覚えると、次の4つのメリットがあります。

作業時間を短縮できる

メニューを毎回クリックする手間がなくなるため、同じ作業でもかかる時間が大きく変わります。

特にカット編集やコピー&ペーストなど、繰り返す作業ほど効果を実感しやすくなります。

マウス操作が減る

ショートカットを使うと、マウスを動かす回数そのものが減ります。

その結果、手や腕の疲労が軽減され、長時間の編集でも集中力を保ちやすくなります。

編集に集中できる

操作方法を考える時間が減ることで、映像の内容そのものに意識を向けられます。

これは動画編集のコツを身につけるうえでも、非常に重要なポイントです。

案件を早く納品できる

副業やフリーランスとして動画編集をする場合、作業スピードは収入に直結します。

ショートカットを使いこなせれば、同じ時間でより多くの案件をこなせるようになります。

初心者が最初に覚えるべきショートカット15選

ここでは、動画編集初心者がまず覚えておきたいショートカットを表にまとめました。

Premiere Proでの操作を基準にしていますが、多くはFilmoraでも共通して使えます。

ショートカット(Win / Mac)できること使用頻度初心者おすすめ度
Ctrl + C / ⌘ + Cコピー★★★★★★★★★★
Ctrl + V / ⌘ + V貼り付け★★★★★★★★★★
Ctrl + Z / ⌘ + Z元に戻す★★★★★★★★★★
Ctrl + Shift + Z / ⌘ + Shift + Zやり直し★★★★☆★★★★☆
Ctrl + S / ⌘ + S保存★★★★★★★★★★
Space再生・停止★★★★★★★★★★
Iクリップの開始点を設定★★★★☆★★★★★
Oクリップの終了点を設定★★★★☆★★★★★
Cカットツールへ切り替え★★★★★★★★★★
V選択ツールへ切り替え★★★★★★★★★★
Delete選択部分の削除★★★★☆★★★★☆
Shiftキー(併用)複数選択・スナップ調整★★★☆☆★★★☆☆
Alt(Option)キー(併用)クリップの複製・個別選択★★★☆☆★★★☆☆
← →フレーム単位で前後移動★★★★☆★★★★☆
↑ ↓前後のクリップ・編集点へ移動★★★☆☆★★★☆☆

まずは表の上から順番に、コピー・貼り付け・元に戻す・保存・再生停止の5つから覚えるのがおすすめです。

この5つだけでも、日々の編集作業はかなりスムーズになります。

関連記事:動画編集をこれから始める方は「動画編集の始め方」もあわせてチェックしてみてください。

Premiere ProとFilmoraで違うショートカット

Premiere ProとFilmoraでは、基本的な操作は共通していますが、一部異なるショートカットもあります。

これから紹介する比較表を参考に、自分の使っているソフトに合わせて覚えていきましょう。

機能Premiere ProFilmora
カットツールCCtrl + B(分割)
開始点 / 終了点I / OI / O(同じ)
コピー / 貼り付けCtrl(⌘) + C / VCtrl(⌘) + C / V(同じ)
元に戻すCtrl(⌘) + ZCtrl(⌘) + Z(同じ)
書き出しCtrl + MCtrl + E
ズームイン / アウト+ / −Ctrl + マウスホイール

コピー、貼り付け、元に戻すといった基本操作は、ほとんどのソフトで共通しています。

一方で、カットや書き出しなどの機能は、ソフトごとに独自のショートカットが割り当てられていることも多いです。

関連記事:どのソフトを使うか迷っている方は「動画編集ソフトは何がおすすめ?」も参考になります。

ショートカットを効率よく覚える方法

ショートカットは、一度に全部を覚えようとすると挫折しやすくなります。

ここでは、無理なく習慣化できる4つの方法を紹介します。

毎日5個ずつ使う

一気に暗記するのではなく、1日5個程度に絞って実際の作業で使ってみましょう。

繰り返し使ううちに、自然と指が覚えてくれるようになります。

付箋を貼る

よく使うショートカットをメモに書き出し、モニターの端に貼っておく方法も効果的です。

作業中にふと目に入ることで、記憶への定着が早まります。

Stream Deckを活用する

Stream Deckとは、ボタンを押すだけでショートカット操作を実行できる専用機器のことです。

複雑なショートカットも1タッチで呼び出せるため、編集効率をさらに高められます。

関連記事:作業環境を整えたい方は「動画編集におすすめのガジェット」もぜひご覧ください。

よく使うものから覚える

すべてのショートカットを均等に覚える必要はありません。

自分の編集スタイルでよく使う機能から優先的に覚えることで、実践的なスキルが早く身につきます。

ショートカットを覚えるとどれくらい効率化する?

実際にショートカットを使うと、どの程度作業時間が変わるのでしょうか。

たとえば、10分の動画を編集する場合を考えてみましょう。

マウス操作だけでカット・コピー・削除を繰り返すと、1つの操作あたり数秒のロスが積み重なります。

仮に1時間の編集作業の中で200回操作したとすると、1回あたり2秒の差でも合計で約6〜7分の短縮につながります。

さらに、Space(再生・停止)やI・O(開始点・終了点)を使いこなせるようになると、プレビュー確認の速度も大きく上がります。

日々の積み重ねを考えると、ショートカットを覚えることは、動画編集の効率化に直結する重要なスキルだといえます。

よくある質問

全部覚える必要はある?

いいえ、すべてを一度に覚える必要はありません。

まずは使用頻度の高い5〜10個から覚え、慣れてきたら少しずつ増やしていけば十分です。

Macでも同じ?

基本的な考え方は同じですが、CtrlキーはMacでは⌘(コマンド)キーに置き換わります。

本記事の表にもWindowsとMacの両方を記載しているので、参考にしてください。

Filmoraでも使える?

コピー・貼り付け・元に戻すなど、多くの基本ショートカットはFilmoraでも共通して使えます。

ただし、カットや書き出しなど一部の操作は異なるため、比較表を確認しておくと安心です。

ショートカットは変更できる?

はい、Premiere ProとFilmoraのどちらも、環境設定からショートカットのカスタマイズが可能です。

自分の編集スタイルに合わせて、使いやすいキー配置に変更するのもおすすめです。

まとめ

動画編集初心者が最初に覚えるべきショートカットについて解説しました。

コピー・貼り付け・元に戻す・保存・再生停止といった基本操作から覚えることで、作業効率は着実に上がっていきます。

Premiere ProとFilmoraでは一部異なるショートカットもあるため、比較表を参考にしながら自分の環境に合わせて覚えていきましょう。

毎日少しずつ使う習慣をつけることで、無理なくショートカットが身につき、動画編集そのものを楽しく続けやすくなります。

これから動画編集を始める方は、あわせて「動画編集の始め方」や「動画編集ソフトは何がおすすめ?」もチェックしてみてください。

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